日本での新型コロナ新規感染者もようやく
減ってきた感じがします。このまませめて一日三桁くらいに
なればだいぶ落ち着くのかな、と思います。
思い返せば今年に入ってからオミクロン株の影響で
急激に感染者が増え、一気に数千人レベルになった時は
一体どうなるんだろう、と思いましたが、
ようやくここまで減ってきてくれて一安心です。
ここまで一日の新規感染者が減ったのは、やはり
ワクチン三回目の影響が大きいのでしょうね。
ところでインターネットを見ていると、
新型コロナワクチンに対して、やたらと否定的な人を見ることがあります。
そうした人達は大体攻撃的で、ワクチンを射った人に対して
「数年以内に死ぬぞ」とか言っています。
一体なんでワクチンに対してそこまで憎しみを抱けるのか
良くわからないんですが、ただ心当たりが無いわけではありません。
19世紀、天然痘に対する種痘（ワクチンのようなもの）が
出てきた時に、当時の人達は「あんな物を射つと牛になる」と
言っていたようです。今から考えれば人が牛になる、
なんて事はあり得ないのでしょうが、なにしろ種痘は当時の
最先端技術なので、そうした奇異の目で見られていたのでしょうね。
そして今回の新型コロナワクチンも、mRNAという
最先端の技術が使われています。
そうした技術に対する無知・無理解が、
結果として19世紀の人達と同じようなリアクションを
生み出してしまうのでしょうね。
しかし今回の新型コロナ用ワクチンは
すでに世界中で多くの人が接種しています。
そして実際に効果を出して、新型コロナの流行を
何度か抑えてきました。もっともその度に新型コロナも
新しい「株」が出てきて、一時的に猛威をふるうのですが、
それでもやはりワクチンが最大の効果を出すということには
変わりないといえるでしょうね。
