先日アメリカ下院議長のペロシさんが、台湾を訪問しました。
中国はかなり怒りを出し警告していましたが、
それをものともしない、見事な台湾訪問だったと思います。
そしてこれはかなり大きな出来事だったと思います。
現在中国は「anger management」つまり、
何かにつけて「怒り」を表明することで周囲に忖度してもらい、
自分たちの都合のいいように周りを動かす、という事をやってきました。
しかし今回のペロシ訪問で、それが成立しなくなったのです。
怒っているだけで何もしないぞ?という事が明らかになったのです。
もっとも現在中国は経済がかなり危ない状況で、
戦争どころでは無いのでしょう。そういう意味では
タイミングもベストだったと思います。
とにかく中国はいままでは周囲の国に「忖度」を行わせて、
自分たちの有利になるようにふるまってきました。
しかしそれももう終わりにしないといけません。
また台湾は日本にとっても重要なポイントになります。
国防はもちろんですが、輸出入の際の海路などの面からも、
とても重要になってきます。
そこが中国に抑えられないようにする、というのは
非常に大事なポイントになってきます。
ただこれから中国が何をしてくるかはわかりません。
今回のことで、多少強気な行動に出てくるかもしれません。
そうした行動に対しては、毅然とした態度で立ち向かわないといけません。