買う前に笑え

日々あれこれと思うことなどを

本当に危険を煽っているのはどちらなのか

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今年の夏は大変暑かったですが、当初「節電しないといけない」と言われ、
クーラーもつけられないのでは?と心配をされた方も
多くいらっしゃるのでは無いかと思います。
その後「クーラーは利用して無理のない範囲で節電を」という事に
なりましたし、幸いにも電気もある程度安定供給ができる、
という話になりました。それでも今テレビなどを見ると、
「節電のためスタジの照明を落としています」という
注意書きを見ることがあります。

また3月には「電力需給ひっ迫警報」が発令されて、
寒い中停電しないように暖房を使わずガマンした、という
ご記憶のある方もいらっしゃるでしょう。

ハッキリ言ってしまえば、現在近年稀に見る電力不足です。
その原因は日本にあるほとんどの原子力発電所がストップしていること、
そしてロシアとウクライナの戦争が原因で、
天然ガスや石油の価格が高騰しているせいでもあります。

そうした中、原子力発電所の再稼働をすれば、
この電力不足はかなり解消されます。そのため岸田首相は
再稼働を進めようとしてるのですが、例によって
それに文句を言っているのが、マスコミ・メディアです。
彼らはあの「電力需給ひっ迫警報」の時のことを
忘れてしまっているのでしょうか?
福島第一原発事故の教訓というのであれば、
事故が起きないように、より安全確実な
運用をするように努めればいいのです。
また原子力発電所を法的根拠もなく停止させてしまい、
電力不足になった現状をこそ解消するように、
教訓とするべきでしょう。

もしいま電気が無くなってしまったら、例えば
生命維持装置などに繋がれている、重病人の方たちの
命が失われてしまいます。
他にもより多くの命が危険に晒されてしまうでしょう。
そうした現実を見つめず、ただ「原発停止」で思考停止している方が
よっぽど不安を煽っているだけでは無いでしょうか。

このあたりの事は、この本にも書かれているので、
ぜひ読んでみてください。