中国は今までいわゆるゼロコロナ政策をしてきたため、
新型コロナの感染者数は(表向きは)少なく済んでいました。
しかし先日ウルムチで起きた火災により、10人以上が死亡。
この火事がゼロコロナのために、消火活動が遅れたため、
被害が広まったのだとして、大規模な抗議活動が起きていました。
そうした抗議を封じるために、ゼロコロナ政策を緩和したのでしょうが、
それがかえって裏目に出てしまったようです。
中国で使われているワクチンは、現在日本で使われている
mRNAワクチンよりも効果がかなり落ちるようです。
またワクチン接種も進んでいないようなので、
感染者数はもっと増えていくでしょうね。
しかしここで恐ろしいのは、新型コロナ感染者が
増えた結果として、また新しい変異株が出てしまうことです。
もしその変異株が、より強力な感染力と毒性を
持っていたら…と考えると、やはりまずは感染しないことが
なにより大切なのだと思い知らされます。