ちょっとあまりにもひどい記事があったので紹介します。
記事の内容としては、昨日書いた物と同じです。
河野大臣が自身の担当外の事を聞かれたことに対して
「所轄外です」と答えた、というだけの話です。
これについて昨日も書いた通り、大臣が自分の担当外の事について
何か言うことはそもそもおかしい事ですし、
また答えることで問題が発生する場合があります。
なので河野大臣のこの答弁は、非常に正しいものです。
そしてその事については、実は記事中にも書かれています。
《デジタル大臣が、外交政策やエネルギー政策に関して答弁することはできないのが議院内閣制のルール。それぞれ外務大臣、経産大臣に質問していただければ良いだけ》
《記事にも「『所管外』は12回に及び、野党側は不誠実だと批判しています。」とは書いてあるが、閣僚は所管外のことに答弁できないという基本的なことや、この時間に質問者から呼ばれていた厚労大臣は何も聞かれず待ちぼうけになったことには全く触れてない。へーえ、TBSってこういう印象操作するんだ》
これは河野大臣の発言部分ですが、
間違いなく「印象操作」だと言えるでしょう。
しかしそれに対して、この記事は「傲岸不遜」だと言っているわけです。
一体「傲岸不遜」なのはどっちなのでしょう?
そして私が個人的に一番「卑怯」だなと思ったのは、
記事の最後の方です。SNSに挙げられている批判的な声を
取り上げることで「ほら、世間はこう言っているんだよ」と
遠回しに言っていることです。しかしそれは決して自分たちが
言ったことでは無いので、この記事が発言の責任を負うことはありません。
何か言われたら「いや私達が言ったわけではありませんよ?」
とでも言うつもりなのでしょう。
心底卑怯だと思います。
日本のマスコミやメディアには、もう何も
期待できないのかもしれません。