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本当の「支援」とは?

www.tokyo-np.co.jp

ちょっと気になる記事があったので紹介します。

両親がペルー出身で非正規滞在者のため、日本で生まれ育ちながら小学6年生の時に出入国在留管理庁(入管庁)から退去命令を出された。在留資格がない立場に追い込まれ、働くことも禁じられた「仮放免」のままだ。国を相手に在留資格を求めた訴訟も敗訴が確定している。

見出しの「働く権利がない」というのはかなり
ショッキングだと思います。
こうした人達にこそ国は支援を!と言いたくなるのはわかります。
しかしそもそも「非正規滞在者」の子供である以上、
これは仕方ないことです。
解決する方法はたったひとつ、いったんペルーへ帰国した後
正規の手続きを踏んで、日本への在留資格を取得することでしかありません。
それが本当の意味での「支援」では無いでしょうか?
「この人は可愛そうだから規則を曲げろ!」では筋が通りません。
なにより他の多くの、正規に手続きを経て日本に来ている多くの
外国人をバカにしている事になってしまいます。

言い方は悪いですが、このような人達を「甘やかす」
支援団体のやり方が間違っている、としか言えません。
何をすることが本当にその人にとっての支援になるか、
それを考えていかないといけないでしょう。