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「市民を守る唯一の方法は軍しかない」と本当に言ったのか?

ロシアのウクライナへの侵攻はまだ続いています。
ただウクライナがクルスクを占領したりなど、
かなり状況が以前とは変わってきているのは間違いありません。
そんなウクライナ関連で、以下のようなニュースを見つけました。

www3.nhk.or.jp

メディアにしては珍しく現実的な見出しだと言えるでしょう。
確かに現実の攻撃に対して、守ってくれるのは
軍などの戦力だと言えます。

しかしこの見出しも、本文を読むと
かなりニュアンスが変わってきます。

その上で、ロシアは意図的に住宅や学校、病院などへの攻撃を続けていると指摘し「国際社会の仕組みが権威主義や戦争から人々を守れないことに問題がある。残念なことに、いまウクライナの市民を守る唯一の方法はウクライナ軍しかない」と話し、平和的な手段でいまも続くロシアによる侵攻を止められないことへの苦しい胸の内を明かしました。

つまりこの方が言いたかったのは、
「市民を守る唯一の方法は軍しかない」ではなく、
「国際社会の仕組みが権威主義や戦争から人々を守れないことに問題がある。」
では無いでしょうか。
もちろん「市民を守る唯一の方法は軍しかない」とは
実際に言っているので、決して間違いでは無いのですが、
文章のポイントはそこでは無いのだと思いますが、いかがでしょうか。