先程の記事にも書きましたが、
安倍元総理の国葬が決まりました。
まだ先の話ですが、新型コロナ感染者も増えているので、
妥当なスケジュールだと思います。
ちなみに今回のように「閣議決定」で国葬を決めた前例としては、
吉田茂元総理のケースがあります。
ところで今回の国葬について、ネットを見ていると、
反対している人が見受けられます。
まあ反対を唱えている人たち、以前から安倍元総理について
ありもしない疑惑を訴えていたような人たちなので、
ある意味当然なのかなとも思います。
私としては以前も書いたように、安倍元総理の国葬は
極めて妥当なことだと思います。
なんといっても、その功績が挙げられます。
まず国内で考えると、安倍元総理の第二次政権中は
選挙で全勝していますし、また憲政史上最長政権となり、
最後まで高支持率だったというのは忘れてはいけないでしょう。
それだけ日本国民も高く評価していたという事になります。
日本全国の献花台や記帳所に多くの人が並んだのも、
国内での安倍元総理の人気の高さを裏付けるものだといえます。
また海外での安倍元総理の評価ですが、例えば以下のようなニュースがありました。
米上院は20日、銃撃により死去した安倍晋三元首相の功績をたたえる追悼決議案を全会一致で採択した。安倍氏を「世界の自由と繁栄、安全を促進するとともに、権威主義や専制に対抗する今後数十年の日米協力の礎を築いた偉大な友人」と称賛。「一流の政治家であり、民主的価値のたゆまぬ擁護者」だったとしてその死を悼んだ。
アメリカの上院ですが、安倍元総理の「追悼決議案」が「全会一致」で
採択された、というニュースはかなりスゴイ事だと思います。
海外でもとても高く評価されていたのでしょう。
その外交手腕は、確かなものだったと言えます。
そしてこうした話が日本のメディアで
取り上げられることがほとんど無い、というのは
とても悲しいことだと思います。
こうした評価を見るにつけ、「国葬」は当然のことだと思います。
また高い評価を受けている海外から、当然ですが
多くの弔問客が日本に訪れることになります。
そうした方々に個別に対応していては、とてもでは無いですが、
大変なことになってしまいます。
それであれば「国葬」という場を設けて、
まとめていらしていただいた方が、警備などもやりやすくなるでしょう。
またアメリカやフランスなどでも、国葬は行われています。
国葬を行ったからといって、「民主主義が失われた!」
などと言うことは決してありません。
そして何より国葬を行うことで「テロリストに屈してはいけない」という
メッセージを全世界に発信することになります。
自分の意見を通すために暴力に訴えるというテロリズムの思想は、
決して許されるものではありません。
それを再認識する場としても、国葬は必要でしょう。
その「国葬」に反対する、という事は、結果としてテロリストの
味方をしてしまっていることになります。
それに無自覚な反対論者が、非常に多いように思います。
テロ実行犯を讃えるような事は、決してあってはいけません。