ロシアのウクライナ侵攻も、まだまだ続いています。
そんな中、ウクライナがロシアに対して大戦果をあげた、という話です。
まずひとつ目は、ロシア側の防空システムを
1日に4つも破壊しているということ。
そしてもうひとつは、クリミア半島にあるロシア軍基地で、
ロシアの戦闘機を40機も破壊する大爆発があった、ということです。
しかしこのふたつに共通することは、一体ウクライナが
「どのようにして」やったかが、まるで不明だということです。
最初の防空システム破壊ですが、これにはアメリカの空対地ミサイル、
AGM-88が使われているだろう、という事がほぼ確実視されています。
しかし問題なのは、このAGM-88を発射する装備が、
ウクライナには存在しない、ということです。
つまり鉄砲の弾はあるけれど肝心の拳銃が無い、とでも
言えばいいのでしょうか。いずれにしてもロシアの防空システムを
破壊したのは確実な話なので、なんらかの方法でこのミサイルを
発射したのは間違いないのですが、その方法が不明だそうです。
もうひとつのロシア軍基地破壊ですが、
ここはウクライナから相当な距離が離れていて、
普通にミサイルを発射しても破壊は無理だろうということ。
また破壊の瞬間の動画などがあがっており、いろいろ検証が
されているのですが、ミサイルなどでは無いそうです。
そうなるとウクライナの特殊部隊かあるいはロシア側の
パルチザンなどでは無いか？と言われていますが、
いずれにしても真相は不明です。
ちなみにこの基地破壊について、ロシア側は
自分たちの起こした事故だと言っているそうです。
どちらもウクライナにとっては非常に大きな戦果なので
とても喜ばしいことなのですが、その方法が不明というのは
かなりのミステリーだと思います。もっとも今は戦争中なので、
そうした情報は隠しておいた方がいい、という判断なのでしょう。
私の勝手な想像では、おそらく西側諸国がなんらかの形で
手を貸すなどして協力しているのでは無いかと思いますが、
真相はおそらくこの戦争が終わるまでは不明でしょうね。
