買う前に笑え

日々あれこれと思うことなどを

「正しさ」の商人

amzn.to

お盆休みなので本を読んでいました。

最近良く「風評被害」という言葉が話題になります。
今ほど「情報の正しさ」が大事になっている時代は
無いと思います。何よりも厄介なのは、自分たちでは
「正しい」と思って、「間違った」情報を広める人たちがいる、
ということです。
もちろん間違った情報であれば訂正していけばいいのですが、
中にはハッキリ間違いだと分かった物に対しても、
一切訂正もしないで、そのまま広め続けている人がいる、ということです。
そうした人たちは、この本に書かれている「風評加害者」だと言えるでしょう。

この本では特に東京電力福島第一原発事故を中心に、
現在では科学的に完全に間違いとされている情報を、
特定の政治意図を持って広め続けている人達を中心に書かれています。
自分たちが一方的に信じる「正しさ」だけを信じて、
無関係の多くの人達を巻き添えにしているのは、
本当に許されることではありません。

「情報」を扱うのが本当に難しい時代になったと思います。
興味があったら、ぜひ読んでみてください。