買う前に笑え

日々あれこれと思うことなどを

岸田首相は何故ゼレンスキーに「しゃもじ」をプレゼントしたのか?

www.sankei.com

岸田首相のウクライナ訪問で、支援物資が
入っていると思われた箱が「うまい棒」のダンボールだったため、
それを送ったのでは?と思われていましたが、
実際には違うようです。

だが、政府関係者への取材によれば、箱の中身は、首相の地元・広島県の宮島で作られた50センチ大の「しゃもじ」だという。しかも、ゼレンスキー氏宛てに「必勝」の文字と「岸田文雄」の署名入り。しゃもじは「敵を召し(飯)取る」との意味で、験担ぎにも使われている。首相はロシア相手に勝利できるよう、ゼレンスキー氏にエールを送ったようだ。

書かれている通り、岸田首相は「必勝」と書かれた
「しゃもじ」をゼレンスキーにプレゼントしたようです。
この「必勝」と書かれたしゃもじ、もしかしたら見た事が
ある方もいらっしゃるかもしれません。

しかし何故そんな「しゃもじ」を送ったのでしょうか。

このしゃもじは首相の出身地、広島の宮島の特産であり、
それで送られたのだと思われますが、実はもっと深い意味があります。

www.hiroshima-bunka.jp

日清・日露戦争時には、全国から召集された兵士が広島の宇品港から出征する際、厳島神社に無事な帰還を祈願し、「敵をめしとる」という言葉に掛けて杓子を奉納し、故郷への土産物として持ち帰ったことから、全国的に知られるようになった。

このしゃもじの風習が広まったのは「日清・日露戦争」の時
だという事です。日露戦争といえば、日本とロシアが戦った戦争です。
そこで有名になった物を、今現在ロシアと戦っているウクライナに送る、
というのはかなり強烈なメッセージでは無いでしょうか?
そして日露戦争では、日本はロシアに勝利しています。

「なんでしゃもじなんか送ったんだろう」と思いましたが、
調べてみるととても興味深い事実があったのですね。