最近クマがやたらと出没している、
とは先程も書きました。
しかしそうしたクマを退治すると、
何故かクレームが入ることがあるようです。
最近、強くそう思わされたのは、秋田県美郷町で住宅地にある作業小屋に立てこもっていたクマ三頭を駆除したら、町役場にクレームが殺到したというニュースをみたとき。クマの駆除が行なわれたのは、発見された翌日の10月5日。その直後から苦情が殺到し、翌6日の段階で「電話で450件、メールで160件」にのぼったとか。
電話に出た職員に、いきなり「人でなし!」「地獄に堕ちろ!」と罵声を浴びせたり、30分以上もネチネチと抗議し続けたり……。10日の段階でも抗議の電話が続いていて、町役場は通常の業務に支障をきたすと悲鳴を上げているようです。
クマがこれだけ出没するのは人間の影響もあるのでしょうが、
だからと言ってクレームを受けるいわれはありません。
もしクマを退治しなければ、もっと被害が広がってしまうでしょう。
これも「自分が正しい」事に酔っているのかもしれません。
くれぐれも注意したいものですね。