現在「COP28」が開催されていますが、
そこに合わせるように日本が「化石賞」を受賞した、
というニュースが流れてきています。
そもそも「化石賞」って何でしょうか？
「化石賞」は、世界各国の環境NGOが作るグループ「気候行動ネットワーク」が、COPの期間中、気候変動対策に消極的だと判断した国を毎日選び、皮肉を込めて贈っています。
（中略）
このうち日本については、火力発電所の化石燃料の一部を、二酸化炭素を排出しないアンモニアなどに転換することで排出削減を進めようという日本の取り組みに触れ、「国内だけでなくアジア全体で石炭火力などを延命させ、再生可能エネルギーへの移行を遅らせている」などと批判しています。
なるほど、日本が火力発電を続けている事が原因で、
この「化石賞」とやらを受賞したようですね。
ではWikipediaで「化石賞」に関わるページを見てみましょう。
国際的にはほとんど注目されておらず、熱心に報じているのは日本のマスメディアしかいないとの指摘がある。また、「会期中、毎日、賞が発表されている」事などを一切報じずに、ただ1回受賞した日本の事のみセンセーショナルに報じるなど、報道の仕方にも問題がある。
「国際的にはほとんど注目されておらず」というのが
ポイントですよね。
結局は一部の環境保護団体などが
ただ騒いでいるだけで、国際的には何の影響力も無いわけです。
それを嬉々として伝えてしまう日本のマスコミは、
本当何を考えているのでしょうか？
それに「脱炭素」を目指せ、というのであれば、
原子力発電所の再稼働をもっと進めろ、と主張するべきでしょう。
あれこそ二酸化炭素を排出しない、極めて理想的な発電方法です。
そこに触れないで、ただ「日本は遅れている！」と
言いたいだけなのであれば、
こんな賞など、全く気にしなくていいと思います。
