昨日岸田首相が、能登半島地震での
被災地を訪れました。
その時の様子がこちらに詳しくあります。
こうして見るとかなりしっかりと被災者の方々に
向き合っているように見えます。
特に石川県知事の馳浩さんのXでも
以下のようにその時の様子が描かれています。
岸田総理に現地視察に入っていただきました。ヘリから被災状況を視察するとともに、輪島市・珠洲市の避難所を訪問され、あらためて深い傷跡に、総理も大変心を痛めておられました。避難所では、被災者のご意見に丁寧に耳を傾けて、
— はせ浩(馳浩)石川県知事 (@hase3655) 2024年1月14日
「必ず戻れるようにする」… pic.twitter.com/7u5kTdiJ1U
被災地を前にして、正座されているのが
とても印象的です。
真摯に話を聞こう、という態度がうかがえます。
しかしこうした風景も、
一部マスコミによっては以下のようになってしまいます。
記事中で一人しか言っていない「1階をのぞいただけ」を
見出しにするあたり、非常に恣意的な物を感じます。
特にこの記事後半では以下のような部分もあります。
一方、歓迎する声も。自宅が全壊した市内のパート従業員の男性(65)は、首相の訪問時、避難所の体育館で段ボールベッドを組み立てていたという。男性は「岸田さんには会えなかったが、国のトップが来てくれて励みになった。ここまで足を運んでくれたことは意味があると思う」と評価した。
実際先に紹介した写真を見るかぎり、
「1階をのぞいただけ」というのは
本当に限定された所なのでしょう。
そうした中でわざわざ「1階をのぞいただけ」を
見出しにするのは、かなり悪意があるのでは無いでしょうか。
そしてこうしたマスコミが実に卑怯なのは、
「1階をのぞいただけ」という意見はマスコミが言っているわけではなく、
ただそう言っている人がいるよ、と取り上げただけです。
わざわざ文句を言っている人を見つけてきて、
自分たちの主張を代弁させているわけです。
つまり責任を取りたくない、という事です。
今回の震災では、こうしたマスコミ・メディアの
卑怯なやり口がかなり可視化されているように思います。
自分たちの信頼を取り戻すにはどうするか、
真剣に考えた方がいいのでは無いでしょうか?