北京で開催された冬季オリンピックも、
なんだか随分と昔のような気がしていますが、
北京オリンピックが終了してから、中国の上海では
新型コロナによるロックダウンが始まって、
かなり混乱しているようです、というのは
以前も書いたかと思います。
特に上海は世界的な物流の重要拠点ですので船が集中し、
しかしロックダウンの影響で荷物の積み下ろしができず、
結果として上海の沖に多くの船が立ち往生している
という状況のようです。
オリンピックの時は中国の「ゼロコロナ政策」が
なんだか色々ともてはやされていたような気がするんですが、
現在の上海の状況を見るに、ゼロコロナ政策って
一体何だったんだろうな、と思ってしまいます。
もちろん中国側からしたら
「オリンピックで多くの外国人がウイルスを持ち込んだ」
とでも言うのかもしれませんが。
しかし日本もあまり他国の事をどうこう言っている場合では
無いかもしれません。ここ数週間で新規コロナ感染者は
それなりに減ってきていますが、それでもまだ結構な数になります。
この状態でゴールデンウィークに突入してしまい、
多くの人の移動が始まると、移動先で新型コロナウイルスを
広めてしまうのでは無いか?と心配してしまいます。
もちろんしっかりと感染症対策を行って、
マナーを守って観光されている方も多いのでしょうけど、
そうしたマナーを守れない人がほんの少しいるだけで
大変な結果になってしまうのが感染症だ、というのは
この数年で痛いほど学んだと思います。
とにかく新型コロナウイルスに関してはまだまだ
油断はできません。可能な限りは三回目のワクチン接種を行って、
どうしても出かける時などは、マスクやうがい・手洗いなどの
感染症対策をしっかりと行っていきたいですよね。