買う前に笑え

日々あれこれと思うことなどを

確認作業は誰がやるべきか

最近ニュースネタが多かったので、
久しぶりに仕事の話を書きましょうか。

仕事をしているとどうしても「うっかりミス」が発生してしまって、
修正を求められたりするんですが、時として誰もミスに気付かなくて、
そのまま数週間くらいしてから突然「ミスがありました!」という
方向と修正依頼が来ることがあります。

こういう場合、どうしても作業した人が
「今後は注意してくださいね」なんて言われると
思うんですが、ただ個人的にはどうも釈然としないんですよね。

こうしたミスを「100%」防ぐことって、無理だと思うんですよ。
人間である以上どうしてもうっかりミスはあります。
だからその後の「確認作業」が重要になってくると思うんですけど、
実はこういう時、作業した人に「確認作業」をやらせるのって、
良くないと思うんですよ。

だって作業する側としては、「これで正しいんだ」と思って
作業したわけですから、間違いがあるとは思ってないんです。
それを「ちゃんと確認しろ」と言っても、人間の認知機能として
無理だと思うんですよね。

本来であれば「確認作業」を行う専門の人がいて、
その人にやらせるのがベストだと思います。
囲碁の世界では「岡目八目」と言いますけど、
こういうのはちょっと離れたところにいる人に
見てもらった方が、ずっと良くわかるんです。
また確認作業も一度だけじゃなくて二度三度、
更にいうと時間もある程度余裕を持って、一度確認したら
一日くらい経ってから再度、の方がいいと思います。
近年こうした「確認」とか「校正」に費用がかかってないと思います。

それにそもそも制作作業する人は「制作」が仕事なんですから、
内容の確認などは、依頼をかけてきた方が
行うのが筋なのでは無いでしょうか?
だからといってミスしていいというわけではありませんが、
しっかりと役割を分担することが大切なのだと思います。