昨今マイナンバーカードの誤入力が問題視されています。
確かに誤入力やミスなどがあると、なんだか不安になってしまいます。
しかしこんな時こそ、冷静に考えてみるべきでしょう。
一方で大手メディアがここぞとばかりに読者や視聴者の不安をあおり、その結果としてこの国のデジタル化の歩みがまた遅くなるのではないかと危惧している。13万件というと一見膨大な数で、もちろんあってはならないことだが、5400万ある公金受取口座のうちの0.2%に過ぎない。誤登録の748件に至っては0.001%だ。「1億総マイナンバー」をめざす中にあっては「些事」に過ぎない。
こうした「数」が大きく言われる時には、
「率」を見た方がいいと言われています。
今回の件も「率」で見ると、上に書かれているとおり、
実際にはたいした事はありません。
「そもそもミスがあるのがおかしい」
と思われる方もいらっしゃるでしょう。
それはその通りです。
しかし現状のままの作業を手作業でずっと行っている限り、
こうしたミスは毎年のように発生します。
それをマイナンバーで管理するようにすれば、
こうしたミスは一気に減るようになります。
マスコミやメディアがやたらと大きく騒ぐ時には、
なにか裏があるのでは無いか?データは正しいのか?
と疑ってかかる必要がある、というのは
本当は憂うべき事では無いでしょうか。