なんだかセンセーショナルな見出しです。
しかしこういう見出しの時こそ、注意しないといけません。
本文をよく読むと、以下のように書かれています。
「かつては、偽造の在留カードで銀行口座を開設することができたが、ここ数年で、必ずICチップの読み取り確認をするようになった。ICチップまでは偽造できないが、マイナンバーカードを身分証として提示する場合には、内蔵されているICチップの読み取りはされない。目視で名前や住所を確認されるだけだ。偽造の運転免許証を使う方法もあるが、手触りなどで偽物だと気付かれることもある。その点、マイナンバーカードなら日本人もまだ見慣れていないから、そうそうバレることはない」
「ICチップまでは偽造できない」とハッキリ書かれています。
そしてICチップを読み取らない、目視による確認に対してのみ
有効である、という事も書かれています。
これで「マイナンバーカードは簡単に偽造できる」と
結論づけるのは、いささか早計な気がします。
また「ICチップの偽造ができない」のであればなおさら、
現状ICチップなどが組み込まれていない普通の保険証や
運転免許証などは、偽造し放題という事になります。
そちらの方が恐ろしいのでは無いでしょうか?
今後の対策としては、マイナンバーカードの確認は
目視だけでは無く、ICチップによる確認も必須、とすれば
ひとまず収まりそうに思います。