マイナンバーカードの話題です。
例によってこの記事の見出しだけ見ると、
「4割」という部分が目を引きます。
さすがに全マイナンバーカードの4割では無いにせよ、
相当多くの人がマイナンバーカードを
自主返納したのでは?と思ってしまうでしょう。
しかし本文を見るとかなり印象が変わります。
マイナンバーカードが廃止された理由を調べるため、総務省が全国12の市と町を抽出して調査したところ、先月の1か月間に本人の希望などを理由に廃止されたおよそ250件のうち、4割近くが自主返納だったことが明らかになりました。
250件調査したうち、自主返納したのが「4割」だった、という事です。
つまり数でいうと100人に足らないくらい、という事ですね。
実際にマイナンバーカードを廃止した人の総数が
何人くらいになるのかはわかりませんが、
それほど多くは無いはずです。さらにそのうちの4割ですから、
自主返納した人はそんなに数が多くないのは想像がつきますよね。
前も紹介しましたが
「マスコミが数を言う時は割合を、割合を言う時は数を見ろ」
という実例のようなニュースです。