パビリオンの建設が遅れていると言われている
大阪万博ですが、ここに来てパビリオンを
プレハブで建設しよう、というアイデアが出てきたようです。
とここまで見て、みなさんはどう思われたでしょうか？
万博にプレハブの建物なんてとんでもない！
と思ったのでは無いでしょうか。
実は私も最初そう思いました。
しかし記事を良く見ると…
開幕に間に合いそうにない国・地域には工期が短い「プレハブ工法」で箱のような建物を代わりに建てて引き渡す。
「プレハブの建物」ではなく「プレハブ工法」と
書かれています。
プレハブと言われるとどうしても工事現場にあるような
建物を想像してしまいますが、
実は「プレハブ工法」とはあらかじめ部材などを
工場で生産して、現地で組み立てる方式の事を言います。
つまり工事現場にあるものだけが、プレハブではありません。
むしろ近年の住宅は、そのほとんどがプレハブ工法で
建てられている、と言ってもいいでしょう。
そう考えると、見出しから受けたイメージとは
かなり違ってくるのでは無いでしょうか？
何かおかしいと思う見出し、腹の立つような見出しを見た時は、
まずしっかりと記事まで読んで、
その上でわからない事があれば、きっちり調べる事が
一番必要なのかもしれませんね。
