現在台風7号が日本列島を横断していますが、
その状況下でも、新型コロナが猛威を振るっています。
しかしその新型コロナ感染者数が減っているそうですが、
果たして本当なのでしょうか?
例によって見出しだけ見ると、「沖縄で前週比0.6倍」と
書かれていて、随分減ったように思います。
しかし本文を見るとまたちょっと違った感想になります。
厚生労働省は14日、全国に約5千ある定点医療機関に7月31日~8月6日に報告された新型コロナウイルスの新規感染者数は計7万7937人で、1定点あたり15・81人(速報値)だったと発表した。前週(15・91人)から微減。5月8日にコロナが感染症法上の5類に移行してから11週連続で増加が続いていたが、初めて減少となった。
沖縄では確かに減ったのでしょうが、
全国的には15.91人が15.81人に減っただけなので、
減少率としてはそこまで大きく減ったわけではありません。
むしろ誤差の範疇だと思った方がいいくらいです。
この記事の場合特に大きく減った沖縄だけを取り上げて、
全体的にすごく減ったように思い込ませています。
その沖縄にしても、今まで感染者が大量に出ていたわけですから、
減ったといってもまだ安心できる状況ではありません。
例年新型コロナは夏に多く感染者が増えます。
くれぐれもご注意ください。