買う前に笑え

日々あれこれと思うことなどを

芸能人を盾にして主張をする卑怯なマスコミ

mainichi.jp

羽田で起きた日航機事故で、ペットが救出できなかったという、
痛ましい事がありました。
それ自体は痛ましいとは思うのですが、
しかし現実を考えると、ペットなどはやはり
貨物室で管理するのが妥当なように思います。

例えば動物の毛アレルギーがある人にとっては、
客室にペットがいるだけで不快でしょう。
アレルギーまで行かずとも、動物が苦手な人は
多くいらっしゃると思います。
また単純に「ペット」と言った場合、多くの人は
犬や猫などの小動物をイメージするかと思いますが、
実際には蛇やトカゲなどの爬虫類、あるいは昆虫なども
含まれてきます。
そうしたペットも全て客室で、という事になると
これはもう混乱のもとでしょう。もし万が一ペットの蛇が
客室内を逃げ回りでもしたら、これはもう大事件です。
そう考えていくと、やはりペットは貨物室で、
というのが一番妥当だと思います。

もちろんこうした提案や議論自体はあっていいと思います。
様々な立場の人が、様々な意見を交わすのは良いことです。
ただマスコミはこうやって取り上げることで
「ペットが救出できなかったのは日航の手落ちだ!」
と言わんとしているように思えてしまいます。
言い方は悪いですが、ただ難癖をつけているようにしか見えません。
何より卑怯なのは、マスコミは「自分たちはこう思う」とは
決して言わずに、こうした著名人の意見を取り上げ盾にして
「こう言ってる人がいますよ、やっぱり間違ってたんじゃないですか?」
と、自分たちの責任を隠したまま、意見を述べていることです。

逆に考えると、今回の事故ではもう「ペットが救出できなかった」
ことくらいしか、文句が言えないのだと思います。
実際あれだけの事故で死亡者がゼロ、というのは
他の国から見たら、称賛すべき事でしょう。

それでも何かとケチをつけ、誰かを悪人にしたがっている、
それが日本のマスコミのやり口なのです。