かなり長期化してしまっているウクライナ情勢ですが、
その長期化が功を奏したのか、ここに来て
ようやく各国が本腰を入れて動き出したようです。
先日もポーランド、チェコ、スロベニアの首相が
ウクライナの首都キエフを訪れた、という話がありました。
この三国は特にロシアの脅威は感じていたので、
こうした動きに出たのでしょう。
その際に「ウクライナに平和維持軍を入れて平和維持活動をする」
ことをNATOで議論するよう議論をしてみる、という話が出たようです。
またこれとは別にNATO内部からも、ウクライナ近辺を
飛行禁止区域に設定しよう、という話が出てきているようです。
東欧諸国では、今回の事態は当然重く受け止められていて、
ロシアに対する防御をもっと強めたい、という事なのでしょうね。
今回ロシアがウクライナに侵攻した口実のひとつに、
ウクライナがNATOに加盟しないようにしたい、という事が
あったはずなのですが、ロシアが侵攻することによって
結果的により自分たちにとって厳しい局面を
迎えることになりそうです。
今のロシアは、相当大きなプレッシャーを感じているのでは無いでしょうか。