以前何度か取り上げた中国の恒大グループですが、
まだ倒産はしていないようです。
しかし決算発表を先延ばしにしていたり、
債務の返済について7月に発表すると宣言したりと、
どうにも怪しい動きをしているようですね。
とくに債務返済方法を7月に発表する、というのは
結局債務返済を引き延ばしにしているだけですよね。
資金繰りは相当厳しいのでは無いか、と想像することができます。
また海南島の違法建築についても以前書いたと思うのですが、
それについても取り壊しは回避できたものの、
建築物については没収されてしまったようです。
しかし建築物の取り壊し費用を負担しなくて済むわけですから、
恒大グループとしてはむしろ助かったのかもしれません。
また新築不動産をものすごい安値で販売している、
という情報もあることから、とにかく急いで
現金を回収しようとしている、という事はわかります。
いずれそう遠くない将来には、なんらかの大きな動きが
あるのでは無いかと思います。
