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東京新聞の印象操作記事問題

gendai.media

ここ何日か話題になっていました。
簡単に経緯をまとめると、東京電力福島第一原発の視察ツアーで、
処理水が安全だとアピールされたけれども、
それに対して東京新聞側が「あれはウソだ」と言っている、
という事になるでしょうか。

「東電が福島第一の視察者に放射性物質のトリチウムが検知できない上にセシウム高濃度でないと反応しない線量計を使い、処理水の安全性を強調する宣伝を繰り返していた」

というのが東京新聞側の主張です。
しかしそもそもトリチウムはもともと放射線量が弱く、
測定するのは大掛かりな専門の機械が必要になります
(トリチウムについての詳しい説明は上の記事をご覧ください)。
これを「トリチウムが検知できない機械を使った」と
言われれば確かにそのとおりなのですが、
そもそもトリチウム自体が放射線量が弱いので、
そこは本来問題になる所ではありません。

上の記事にも書かれている通り、ALPS処理水の安全性は
すでに国際原子力機関でも認められています。
つまり安全性はなんら問題ありません。
それを「トリチウムが検知できない機械を使った」と
煽ることで、さも悪いことをしているように印象付けています。
これは事実を言っているのですが、読者に悪印象を
植え付ける、大変卑怯な手法だと言えます。
今回の件については、東京電力側からも
すでに反論が出ています

こうしたマスメディアの手法に、そろそろ私達は気づかないといけないでしょう。