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10代の死因1位が「自殺」であることのカラクリとは?

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政府の自殺対策白書(23年版)によると、直近10年間(13~22年)に計3930人の小中高生が自殺した。22年は514人で過去最多を更新。先進7カ国(G7)のうち日本だけ、自殺が10代の死因第1位だった。

この部分を読むと、
「今の若者はそんなに追い込まれているのか…可哀想に」
と思ってしまいます。でもちょっと待ってください。

そもそも「死因」に「順序」をつけているわけですから、
これは割合の問題です。何かが一位になる事は当然です。
「死因の一位が自殺」というのは確かにショッキングですが、
逆に考えると事故で死んでいる子供は少ないわけですし、
若いのですから、病気で死ぬ事もあまり無いでしょう。
戦争などで死ぬ事も無いわけですから、ある意味当然の結果では無いでしょうか。

これがもし「病気が死因の一位」になると、
今度は「日本の医療は遅れている!」となるでしょう。

こうした悲観的な記事を見かけたら、
とにかくまずは疑ってかかることが重要です。
しかし本当はそんな疑ってかからないといけないような
記事を書いてくれればいいのですけれどもね。